千葉県流山市にお住いの平島早苗様
流山市にお住いの平島早苗様。2年前より肺線維症で通院されていらした母、飯島鈴子様が高熱を出されて5日後に入院。間質性肺炎と診断され治療を受けられていましたが、今一度の願いも空しくそのご生涯の幕を閉じてゆかれたのは、平成25年11月9日の事でございました。
早苗様が当社と取引のある会社に勤めていらっしゃる事から、今回ご利用を頂く事となりました。
あまりにも急なお別れとなってしまいました
― お母様がお亡くなりになるまでの経緯をお話し頂けますか?
長い間学校給食の職員として働いてきた母は定年後、ゆうゆう大学で学んだり、体操、ヨガ、グランドゴルフにスイミングと沢山の趣味を楽しんだり、旅行にもよく出かけて悠々自適の日々を送っていました。2年前より咳き込む様になり、肺線維症との診断を受け治療に努めていましたが、今年の10月29日に熱が出まして受診し回復を待ちましたが5日後、歩行も困難な程になり、救急車で病院に運ばれ入院しました。間質性肺炎との診断を受け、ずっと咳が止まらず相当苦しかったと思います。延命治療はしないでと言っていた母でしたが、あまりに急激に容態が悪化し、入院してわずか1週間余りの11月9日に、母は静かに息を引き取り、78才の誕生日を目前にしてのお別れとなってしまいました。
東葛福祉葬祭さんの事はよく知っていました
― 葬儀社決定までの経緯をお話し下さい。
私が勤めている会社が東葛福祉葬祭さんと取引があったので、御社の事はよく知っていました。実際、母が危篤となり、会社の者に葬儀社をどこにしようかと相談したら、家族葬なら東葛福祉葬祭でしょうとなりまして、すぐに電話で話をして決めました。
― 家族葬と決めていらしたのですか?
はい。母の希望でした。
通夜の日が母の誕生日でした
― 葬儀はいつ行われましたか?
平成25年11月11日に通夜、12日に葬儀を行いました。
― 葬儀について望まれた事はありますか?
母が亡くなって初めてパンフレットを見まして、東葛福祉葬祭さんの「お花で送る」のコンセプト通りに、綺麗な花祭壇で母を送りたいと希望し、花の色も指定させて頂きました。それから、思い出コーナーを設けて頂きました。
― 思い出コーナーはどのようなものを飾ったのですか?
グランドゴルフのクラブやボール、旅行先の写真等を飾りました。
― 実際に行われての感想をお願い致します。
こぢんまりとした物かと想像していたのですが、花祭壇がパンフレットで見るよりも立派で、花の色も望んでいた通りになっていて、とっても素敵でした。最期は呼吸ができず相当苦しい思いをした母でしたが、棺の中で眠る母の顔は、お化粧をしてもらって、とても穏やかで安らかな顔になっていたのも嬉しかったです。司会の方のナレーションもすごく感動的で、母の人生を心から偲ぶことができて泣かされました。参列した方からも司会が上手だったねと言ってもらいました。
― 通夜の日がお母様の誕生日でしたね。
はい。こんな事はあまりないですよね。姿がある最後の誕生日を、何とか形にして祝ってあげたいと思い、担当の西野さんに相談し、バースデイケーキを、お供えしようという事になりました。当日、お清めの時に、「78歳Happy Birth day」のプレートの付いたバースデイケーキを用意して頂き、私の息子が参列者の人数分を切り分けて皆で食べたのですが、悲しみの中でも和やかな気持ちで祝うことができました。皆も、もちろん母も喜んでくれたと思います。忘れられない思い出ですし、後で頂いたその写真を見て、あらためて胸を熱くしました。
― 葬儀を終えられての今のお気持ちをお願いします。
とにかく良かったの一言に尽きますね。他社で行った父の葬儀は会社関係等の参列者も多く普通の形で行ったのですが、淡々と終わってしまったという印象でした。今回は母の希望通りに家族葬という父の時とは違った形をとった訳ですが、今回の方が良かったですね。あたたかい葬儀ができたと満足しています。
いつもやさしく支えてくれて心強かったですね
― 当社への感想をお聞かせ下さい。
東葛福祉葬祭さん、担当の西野さんには感謝の思いでいっぱいです。本当に良くして頂きました。東葛福祉葬祭さんを選んで良かったと思っています。思えば終始、西野さんが親身になって見守って支えてくれたのはありがたかったですね。「眠れてないですよね?今日はゆっくり休んで下さい」等、いつも優しい言葉をかけてくれたり、毎日自宅へ来てくれたり、いつもこちらの事を気にかけてくれました。最後の対面のお花入れの時には、私達のすぐ傍で寄り添ってくれて、辛い場面だけに、とても心強かったです。そういうさりげない気遣いって大切ですよね。社長もきっとあたたかい人で、それが社員の方に伝わっているのでしょう。
― 今後、東葛福祉葬祭を利用される方へ一言お願いします。
仕事を超えたあたたかな心遣いをしてくれる会社です。親身になって話を聞いてくれますので、何でも相談して下さい。実は、私の長男は来年、大学進学が決まったのですが、葬儀屋さんになりたいと言い出しました。
― 何か思う所があったのですか?
西野さんの仕事振りを見ていた息子は何てやりがいのある仕事だと思ったのでしょう。西野さんとの出逢いは息子の人生を変えるかもしれませんね。
平島様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
※取材日2013年11月